茅ヶ崎で好きな場所~高砂緑地・松籟庵~

茅ヶ崎で好きな場所2つ目は、美術館と同じ敷地内の「高砂緑地」&「松籟庵(しょうらいあん)」。

茅ヶ崎駅から南側に約400m、徒歩5分程の場所にも関わらず、松の木が生い茂った緑地と、茶室のある日本庭園は、とても静かで落ち着く場所。この中を少し散歩しただけでリフレッシュできるのは、松のパワーかな?

高砂緑地の一帯は、明治時代に一世を風靡した新劇俳優・川上音二郎・貞奴夫妻が住まいを構え、「萬松園」と名付けました。今も残る石の井戸枠は、川上別荘のものと伝えられています。
大正時代になると、財界で活躍した原安三郎氏(歌川広重、葛飾北斎等の作品を含む”原安三郎コレクション”は、日本全国の美術館の企画展で紹介されているそうです)の別荘「松籟荘」(しょうらいそう)となり、南欧風の洋館や日本庭園を持つ、茅ヶ崎でも有数の別荘地として知られるようになります。
昭和59年、敷地を茅ヶ崎市が購入し、緑地公園として市民に広く公開されるようになりました。

茶室の方は、貸出もしていただけます。茶道体験はもちろん、琴の体験教室等、イベントもやっているので、参加されてみるのもいいかも。私も今年こそは体験してみたいと思います!

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