湘南暮らしを幸せに思う一方で

湘南・茅ヶ崎に越して来てからもうすぐ約11年、それまで海が近くにない生活だったなんて、イメージがわかない程です(笑)

引っ越したばかりの頃は嬉しくて(今でも変わらずですが)、早朝からビーチを散歩したり、自転車で走ったりしていました。茅ヶ崎~鵠沼海岸へ続くサイクリングロードが整備されているため、休日には鵠沼海岸までサイクリングもしていました。

西は大磯、二宮、東は逗子葉山、秋谷~鎌倉、藤沢の海側をメインで不動産のお仕事をしてきたので、国道134号線からの海沿いの景色は春夏秋冬を通して、いつ見ても飽きない景色。  

中でも冬の寒くてキリっとした空気の晴れた日は、格別。

夕日に包まれた富士山と江ノ島、いつ見てもうっとり。

そんなビーチですが海岸の浸食が酷く、砂浜がどんどんと狭くなっています。インターネットで調べてみたところ、湘南海岸の浸食は1960年代からすでに始まっており、砂利採掘や土木工事、相模湾に流れる河川のダム整備などの開発事業が盛んに進められたことにより、急激な海岸浸食を引き起こし、海岸線の地形すらも変わってしまっているようです。

ここ2~3年、サイクリングロードにあったウッドデッキは完全に砂に埋まってしまい、風が強い日の翌日はウォーキングも出来ない状況です。

湘南の海から幸せをいただいている一方、こういった問題を目の当たりにすると、ダイレクトに悲しい。
個人的にはゴミをなるべく出さないようコンポストを利用する等、温暖化をなるべく防ぐように微々たる努力をしておりますが。。。これ以上環境に影響する開発事業は良く考えてからにしてほしいなと、強く思うこの頃です。

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